人間文化コース3年生が、一蓮寺・稲積神社を訪問しました。

6月13日（木）、「総合的な学習の時間」の授業の一環として、学校近くの一蓮寺と稲積神社を訪問しました。
最初に訪問した一蓮寺では、13歳の時に甲府空襲を経験した高木ふく子さんから当時の様子を聴き、甲府空襲について学びました。高木さんは、甲府空襲の時期に合わせて、自ら折った折り鶴をお供えするという活動を長年続けてきたといいます。講話の後、生徒たちは今日学んだ平和の尊さや亡くなった方への思いを込めて、高木さんと一緒に鶴を折って、いしずえ地蔵に供え、全員で手を合わせました。

次に、本校に隣接する稲積神社を訪問しました。稲積神社の権禰宜・渡辺さんから、祀られている神様やお参りする時のマナーといった神社に関する基本的なことの説明や、本校とゆかりの深い稲積神社の歴史などについてお話ししていただきました。

この講話・体験を通して、74年前の甲府空襲のことや、学校周辺の地域に興味・関心を持ってほしいと思います。「総合的な学習の時間」では、これからも様々なテーマを取り上げながら、生徒たちの、自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てていきたいと考えています。