学校行事2025.02.26
3日後に卒業証書授与式を控えた2月26日(水)、学び舎を巣立っていこうとする3年生を対象に「校長訓話」が行われました。
全日制の生徒たちは記念館ホールで、通信制の生徒たちはオンラインでそれぞれ参加しました。
校長訓話では、伊藤祐寛校長が自身のこれまでの経験をもとに、「きみたちに伝えたいこと」として、①自分に自信をもつこと、②為せば成ること、③理不尽に耐える力、④一生続けられることを見つけること、⑤初心を覚えておくことの5つをあげ、「これからの人生において、楽しんで前に進み、有意義に生きるために、今日伝えたことをどこかで覚えておいてほしい」と、次のステージへと羽ばたこうとしている3年生に向けて、エールを送りました。
その後、3年生から校長先生に自由に質問するコーナーが設けられ、「続けたいと思った好きなことで挫折したときどうすればいいですか?」との問いには「目的や情熱は1つだけではない。別の好きなことや、取り組んでいる内に好きになることが必ずある。だから1つ上手くいかなくなっても、全てが駄目になる訳ではない。少し時間をおいて他に好きなことを見つけ、切り替えることができる」。また、「今好きなことは何ですか?」との問いに、「君たちが成長するのを見ることが非常に面白い。中学校を卒業したての、子供らしさを残す生徒たちが、卒業する時になれば本当に大人に見える。だから君たちをどうやって成長させたらいいのか、どう教えたらいいのかを考えるのが面白い」などと答え、普段の学校生活で触れることの少ない校長先生との和やかな時間を楽しみました。
いよいよ3日後には卒業式。ぜひ晴れやかな気持ちでその日を迎えてもらえたらと願っています。