学校行事2024.06.06
6月6日(木)、道徳の授業の一環として、『デジタルシティズンシップ』 と題した道徳講演会を開催しました。
講師として、(株)フォネットから後藤秀樹さんをお招きしました。
デジタルシティズンシップとは、デジタル技術の利用を通じて、社会的に積極的に関与し、参加する能力のことであり、デジタル機器やインターネットなしには生活が成り立たない時代において、あらゆる年代に求められまず。
講演は、多くのインターネットサービスで見かける「利用規約」の説明から始まりました。利用規約はサービスを利用する側を守ると同時に、運営側の利益や権利を守るものでもあります。普段何気なく目にしているとは思いますが、きちんと読んで、その内容を確認していますか?
スマートフォンの普及により、誰でも気軽に自分で撮影した写真や動画をインターネットにアップすることができるようになりました。インターネットにアップする際に、肖像権や個人情報の取り扱いを一歩間違えれば、誰もが加害者にも被害者にもなってしまいます。簡単にできるからと言って、軽い気持ちでアップしてしまうことに、講師の後藤さんは警鐘を鳴らします。
講演の最後には全校生徒で「ゲーム依存症チェック」を行いました。本校でもスマホゲームに熱中する生徒の姿がよく見られます。ゲームに限らず、スマートフォンもSNSも、正しく使えばとても便利なツールで、生活に潤いや楽しみを与えてくれるものです。
今日の講演内容を心に留めて、これまで以上に、“手のひらサイズの電子機器”と仲良く暮らしていきたいものです。