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第10回中学生短歌大会の表彰式が行われました。

学校行事2023.11.18

11月18日(土)、本校記念館ホールにて「第10回中学生短歌大会~三十一文字こころのつぶやき~」の表彰式が行われました。
この大会は、県内中学生を対象として毎年行われているもので、一つの節目となる10回を迎えることができました。今回は県内23の中学校から946首の応募があり、その中から最優秀賞1首、優秀賞23首、入選77首が選出されました。

この日は表彰が行われた後、撰者の先生からそれぞれ選評が述べられました。


三枝浩樹先生は「この大会では、短歌を通して、中学生がどんなことを感じ、考えているのか、その心の声と接することができる喜びを感じている」と述べた上で、「短歌は心のキャッチボール。皆さんが短歌を作ると、誰かの心に届く。中学時代の感性でしか感じられないものがたくさんあるので、日々の中で感じることをぜひ短歌にしていってほしい」と話しました。


白倉一民先生からは「いろいろな視点からの歌があり、興味深かった。日記のように短歌を作っていると、10年後、20年後見返したときに『こんなことを考えていたのか』といい記録になる。ぜひ長く続けてほしい」との話がありました。


また、第10回という節目の大会であることを記念して、最優秀賞に選ばれた氏原さんの短歌に曲をつけ、音楽科の生徒が歌うという特別企画を用意。作曲は東京音楽大学の作曲科講師の磯部英彬先生、氏原さんの「空」を詠った作品にちなんで「ソ」と「ラ」の音をたくさん使って、やわらかくて、あたたかな曲に仕立てていただきました。入賞者の皆さんもやさしいメロディに耳を傾けていました。

今年、最優秀賞に選ばれたのは、氏原 美夾さん(高根中2年)の「いつも見るけれどいつでもちがうもの自然がつくる「空」っていう絵」でした。

入賞者の皆さん、おめでとうございました!

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