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令和4年度卒業証書授与式が行われました。

学校行事2023.03.03

3月3日(金)、令和4年度卒業証書授与式が挙行され、159名の卒業生が、3年間通ったこの学び舎から飛び立っていきました。

この日卒業したのは、令和2年に入学した甲斐清和高等学校12回生。本年度は保護者の方にも1名に限って見守っていただいての式となりました。

体育館で行われた式では、まず、各科・コースごとの代表に、伊藤祐寛校長より卒業証書が授与されました。

音楽科

普通科進学コース

普通科総合コース

普通科人間文化コース

ならびに、皆勤賞・精勤賞の授与も行われました。

伊藤祐寛理事長・校長からの式辞では、これからの人生で大切にしてほしいこととして、「積極的に人と交流して、違いを理解し認め合える寛容な心を持ってほしい」「ものを大切にする心はすべてに対して優しい心を培うことにつながる」「自分にはできる、という自信をもって積極的に行動してほしい」の3点を挙げ、「人生を歩むペースは個々で異なる。夢の実現に向けて、自分のペースで人生を歩んでいってほしい」とエールを送りました。

来賓である望月みどり同窓会長からは、昨夏の甲子園優勝監督のインタビュー「青春って、すごく密だから」を引用して「コロナ禍で苦しい中、あきらめないで精一杯頑張った姿に拍手を送りたい。勇気を持って、新時代に臨んでいってほしい」と、晴れて同窓会の一員となる卒業生にお祝いの言葉をいただきました。

佐野秀PTA会長からは、「3年間を振り返って、努力したすべてが報われたわけではなかったと思うが、決して無駄だったわけではない。努力によって手に入るものは成功ではなく成長。努力を重ねて成長し続けることの方が大切」と、これからに向けての祝辞をいただきました。

在校生の代表として、生徒会長の久保田暁斗さん(2年)が送辞を読み上げ、「我慢の日々の中で確かな力を蓄え、大輪の花を咲かせた先輩方は誇りであり、目標であり、これからを歩んでいく上でのかけがえのない道標となる」と、3年生に感謝の気持ちを伝えました。

それに対して、卒業生代表として三枝美結さんが登壇し、答辞として「この3年間は、私たちが思い描いていたような青春ではなかった。だが、多くの機会を奪われても、めげない、くじけない強さを身に付けられた」と述べた上で、「困難があっても、自分が選ぶ道を信じ続け、社会のために力を尽くせる人間になることを目指して、甲斐清和で過ごした日々を心の支えとして邁進していく」と、これからに向けての決意を語りました。

マスク着用の上ではありましたが、4年ぶりに卒業生の「仰げば尊し」、在校生代表として出席した生徒会本部役員と合唱部の「蛍の光」の歌声も響きました。


卒業式後は、各クラスで「最後のホームルーム」が行われ、1人ひとりに卒業証書が手渡されました。

今年の3年生は、新型コロナウイルスと共に歩む高校生活となってしまいました。入学式も教室で、分散登校で行われ、1年生のときの行事はほぼすべてが中止か縮小に。少しずつ「日常」は戻ってきたものの、我慢を強いられることも多かった3年間だったと思います。しかし、その中でも「今、自分にできること」をきちんと積み重ねていく姿は本当に頼もしいものでした。特に制限がなくなっていった本年度は、これまで培ってきた力を生かして、学校行事でも日常生活でも文字通り「甲斐清和の中心」として活躍した姿を、本当に誇りに思っています。

最後になりましたが、3年間の長きにわたり、子どもたちを温かく見守り、支えてくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。本当に、ご卒業おめでとうございます。これまでの本校の教育活動へのご理解・ご協力に改めて感謝申し上げます。

卒業生の皆さん、保護者の皆様、本当におめでとうございます!

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