クラブ活動2025.11.12
11月10日(月)~11月12日(水)にかけて、YCC県民文化ホール・小ホールで「第46回山梨県高等学校芸術文化祭演技部門兼第47回山梨県高等学校演劇大会(県大会)」が行われ、9月下旬の地区大会(予選)を通過した本校演劇部が11月12日(水)に本番を迎えました。
今年度上演した作品は、甲斐清和高等学校演劇部作の創作劇「あとらす」。高校の部活の場面、女子高生たちの会話の場面、宗教的な場面に分かれており、登場人物たちそれぞれの「好き」なことに向かう姿勢や葛藤を描いています。それぞれの場面は終盤にいくにつれてつながっていくことで1つのストーリーとなっています。


11日に行なったリハーサルは、事前の練習が功を奏し、終始落ち着いて取り組むことができました。照明や音響のほか、舞台上でのスペースの確認や立ち位置までの移動の距離感などを十分に行いました。開幕や閉幕の音、幕のタイミングやダンスの振り付けなど確認することが多く、やや時間が足りないくらいの状況でしたが、本番への準備は十分整えることができました。


12日の本番では、練習以上の演技や演出をすることができたように思います。登場人物たちの個性的なセリフやコミカルな動きに会場からは笑いが起き、また、ダンスのシーンでは自然と会場から手拍子が起こるなど、観客の皆さんと一体となったような舞台になりました。地区大会から台本を変更した点についても、概ね高評価を頂きました。


審査員からの講評では、演劇を楽しんでつくっているところが評価されました。しかしながら、もっと思い切りよく演じ切る方が良いとのアドバイスもいただき、今後の課題として意識が高まりました。審査の結果、芸術文化祭演劇部門では「芸術文化祭 優秀賞」を受賞しました。目指していた上位入賞と関東大会進出は果たせませんでしたが、良い経験となりました。

引き続き、温かい応援をよろしくお願いします。





