演劇部、関東高等学校演劇研究大会に出場しました。

1月20日（土）～21日（日）にかけて、YCC県民文化ホールで「第59回関東高等学校演劇研究大会－甲府会場－」が行われ、本校演劇部が山梨県代表として出場しました。山梨県開催ということもあり、出場校でありながら運営する側でもあるという、大変な状況の中での上演となりました。

土日の本番に先立ち、17日（水）～19日（金）の期間は準備と各校のリハーサルの時間にあてられ、本校は19日（金）に割り振られました。関東大会のリハーサル時間は90分と県大会よりも30分長く設定されていますが、あっという間に時間が過ぎていきました。事前にリハーサルの打ち合わせと練習をしていたこともあり、落ち着いて確認すべきことをきちんと確認することができました。

21日（日）の本番は、極度の緊張の中での上演となりました。前日に観劇した他都県の代表校の上演に圧倒されたりもしましたが、最終的には楽しんでやろうという気持ちで部員たちは本番に臨みました。会場の半分以上が埋まるような大勢の中で上演することも初めての経験で、関東大会ならではの観客の雰囲気もあり、本番は本来の力を出し切れたと言えるものとはならず、セリフや間の取り方など、反省や悔いが残りました。

しかし、関東大会での上演を迎えるまでに部員みんなでシナリオや演出を見つめ直し、修正や練習を繰り返してきたことで県大会の時よりもかなり良い作品に仕上がり、生徒たちが長い時間をかけて1つの劇に取り組んできた集大成を見ることができました。

終演後の審査員からの講評では、今後の演劇づくりに活かすことのできるアドバイスをいただくとともに、本校の上演の良かったところを率直に言っていただくことができ、大きな励みとなりました。結果は優良賞でしたが、「関東大会で上位に入賞する！」という大きな目標に向かって、今後も精進を続けていってくれることでしょう。

当日、観に来てくださった皆さん。本当にありがとうございました。引き続き、温かい応援をよろしくお願いします。