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創立120周年記念式典が厳かに行われました。

学校行事2020.12.01

12月1日(火)、120回目の創立記念日に合わせ、本校の母体である学校法人伊藤学園の創立120周年を記念する式典がYCC県民文化ホールで行われました。

新型コロナウイルス感染対策を綿密に行った上で開催された式典には、本校全日制・通信制生徒、同じく伊藤学園系列である専門学校甲府医療秘書学院・山梨情報専門学校・優和福祉専門学校の学生が参加、さらには来賓や同窓会、旧職員の皆様など本学園にゆかりの深い方々にご来場いただきました。

式辞で、甲斐清和高等学校校長でもある伊藤祐寛理事長は、「この10年、社会のニーズに応える教育機関として、通信制課程の設立をはじめ時代に即する教育を行っており、そのために改革を進めてきた。生徒の個性を尊重し、主体性をもって生きる力を育んでいくことは、学祖・伊藤うたが掲げた『豊かな生活能力をもつ道義高き人間を育成する』という建学の精神そのものである。道徳心を磨き、叡智を養い、本校から将来に向かって『ここからはじまる、夢への一歩』を踏み出してほしい」と述べました。

また、長崎幸太郎山梨県知事、樋口雄一甲府市長、神澤玲子同窓会長、反田賢一PTA会長からそれぞれ祝辞をいただきました。

そして、生徒会長の青木拓都さん(2年)が、生徒代表の誓いの詞として「創立120周年という記念すべき時に立ち会えたこと、そしてその伝統を誇りに思う。建学の精神に基づき、一人ひとりが夢に向かって歩んでいく力を身に付け、未来への道を切り拓いていきたい」と力強く宣言しました。

その後行われた記念講演では、谷川俊太郎様、そして本校校歌の作詞者でもある覚和歌子様が「生きる」をテーマに対談形式で講演。同じく詩人であるお二人が、「ことば」や「こころ」、「からだ」を通して「生きる」ということをどのように考えていらっしゃるか、詩の朗読を織り交ぜながら語られました。

お二人に対して、生徒会副会長の渡辺武紘さん(2年)が、「これからの人生、迷うこともあると思うが、お二人の言葉に道を照らしていただき、しっかりと歩んでいきたい」と感謝の言葉を述べました。

たくさんの方が関わって、たくさんの方に愛されて、たくさんの方に支えられて築いてきた120年。この節目を、次の時代へとさらに飛躍していくスタートラインにしていきたいと思います。

本日お集まりの皆様、そして伊藤学園に関わるすべての皆様に、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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