学校行事2019.07.26
総合コース福祉クラスの3年生は、4月から介護福祉士実務者研修に取り組んでいます。介護福祉士実務者研修のカリキュラムの中には「医療的ケア」と呼ばれる、医療従事者に代わって、介護者でも喀痰吸引と経管栄養の処置を行えるようにするための講義が組み込まれています。看護師資格を持った本校教員の指導のもと、4月から毎週のように集中講義を行ってきました。7月上旬に筆記試験を終え、いよいよ実際に喀痰吸引および経管栄養の実技試験を残すのみとなりました。
7月26日(金)から、医療的ケアの指導資格を持った看護師の方を講師に招いての「評価・演習」が始まりました。8月7日(水)まで断続的に行われていきますが、期間前半は「喀痰吸引」、期間後半は「経管栄養」に取り組みます。30近い手順を漏れなく行うこと、清潔・不潔に配慮しながら処置を進めること、1つでも怠ってしまえば、実際の医療・介護の現場では命に直結しかねません。シュミレータを使っての「評価・演習」とはいえ、生徒たちの表情も真剣そのものです。合格までの道のりは決して平坦ではありませんが、諦めることなく最後まで頑張ってほしいと思います。