福祉クラス２年生が施設実習に出かけています。

３月１３日（水）～１５日（金）の３日間、４月から１年かけて「介護職員初任者研修」の修了を目指して、福祉・介護の基礎・基本の学習を積んできた福祉クラス２年生が、初任者研修の締めくくりとなる、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、ショートステイ、介護付有料老人ホームなどの入所型施設での実習を行っています。これまでに、昨年の夏休み中に訪問介護サービス（１日間），昨年の１０月に通所介護サービス（３日間）を体験する実習を行ってきましたが、利用者さまが「住まい」として利用している入所型の施設での実習は今回が初めてになります。
今回の実習では「１．高齢者施設における１日の流れを知るとともに、利用者さんとの交流を通して、施設における支援のあり方を理解する」「２．介護方法や内容、利用者との接し方等を見学したり、補助的業務を経験する中で自立に向けた介護の考え方やプロセスを理解する」ことを目的としています。
実習も通算で３回目となり、生徒たちも実習という独特の雰囲気にだいぶ慣れてきました。実習の中で生徒たちは、利用者さまとコミュニケーションを図ったり、ベッドメイキングを手伝ったり、食事介助や食事の配膳・下膳、ベッドから車いすへの移乗介助をしたり、実際の介護現場で貴重な体験をさせてもらっています。早いもので、実習は明日、最終日を迎えます。

実習先では生徒たちも学校とはちがった姿を見せてくれます。緊張した姿だったり、利用者さまへの素敵な笑顔だったり、実習を通して生徒ぞれぞれが色々なものを吸収してくれることを願うばかりです。最後になりましたが、生徒たちに“かけがえのない時間と機会”をご提供いただいている各実習施設の関係者の皆さんに感謝いたします。