お知らせ2018.11.06
11月6日(火)、福祉クラスの3年生が、八田中学校の1年生を対象にした福祉体験の出前講座に参加してきました。
八田中学校では、1年生のこの時期に「総合的な学習の時間」の中で福祉についての学習を行っているそうです。そんな中で、高校生が先生役となり、4つの講座【「介護食(ユニバーサルデザインフード)」「視覚障害の疑似体験」「手話の学習」「点字の学習」】に分かれて、福祉・介護にまつわる様々な体験を行なってもらいました。
「介護食(ユニバーサルデザインフード)」では、嚥下障害のある人のための「ミキサー食」「とろみ」などを試食してもらいました。
「視覚障害の疑似体験」では、視覚障害の基礎知識や私たちの身近にあるユニバーサルデザインについて学んだり、アイマスクをつけて学校内をガイドし合ったりしました。
「手話の学習」では、手話ソング(「さんぽ」「となりのトトロ」の2曲)を通して、手話を学び、歌に合わせて手話ができるようにみんなで練習しました。
「点字の学習」では、点字の仕組みを学んだ後、実際に点字を読んだり、点字を打ったりして、点字に触れてもらいました。
慣れない先生役に最初は緊張した面持ちだった生徒たちも、時間の経過とともに徐々に慣れ、これまで福祉クラスで学んできたことをしっかり中学生に伝えていました。中学生の前で堂々と授業を進める姿に、生徒たちの成長を垣間見ることができました。