学校行事2018.08.25
平成30年8月25日(土)、今年初開催となる「せいか音楽祭~2018夏音~」が、≪街角に音楽を≫というコンセプトのもと、「感動・つながる・楽しむ・学ぶ・役立つ」という5つの輪をテーマに様々な音楽イベントが本校記念館ならびに音楽棟で行われました。タイムスケジュールごとに、今日行われたコンサートならびに講演をご紹介していきます。
(1)「せいか音楽祭」のトップを飾った、丸茂新先生による講話「全国大会への道」
音楽科講師の加藤先生との対談形式で行われ、演奏・指導のコツや年間を通じた指導の流れの紹介、丸茂先生のこれまでの経験をもとにした大会に向けて大切なことなどを熱く語っていただきました。
(2)記念すべき初のソロコンサートとなった、音楽科2年斉藤花耶さんによる「童謡コンサート~記憶を巡る懐かしのメロディ~」
昔から大切に歌い継がれている曲から、平成になって生まれた新しい曲や斉藤花耶自身の思い出の曲まで、全14曲(アンコール曲を含む)を歌い切りました。
(3)小さなお子様連れでも気兼ねなく参加してもらおうと企画した、「親子のためのDOMANIコンサート~ぼくとわたしのはじめてのおんがくかい」
音楽科の学生によるアンサンブルグループ「DOMANI ドマーニ」の素敵な演奏あり、来場された皆さまとの手話歌あり、ちびっこを対象にした指揮者体験あり。来場された多くの子ども連れの皆さまに、楽しい昼のひとときを過ごしてもらうことができました。
(4)現在、大ヒット上映中の映画「羊と鋼の森」で注目されている調律師という仕事にふれる、「調律師コンサート~職人の音工房」
調律師の清水さんをお招きして、実際のピアノ調律の様子をすぐ近くで披露していただきました。普段なかなか見ることのないピアノの内側や調律の様子を来場された皆さまも興味深くご覧になっていました。講演会の最後には、調律を終えたピアノで、本校音楽科卒業生である藤田健夫さんが生演奏を披露してくれました。
(5)「せいか音楽祭」のフィナーレを飾った、「100人の吹奏楽!合奏大作戦~YWPメンバーによるコンサート+参加型コンサート」
午前中はパートごとに練習です
いよいよ本番。YWPによる素敵な演奏を聴いた後、参加者を交えての100人での合奏を行いました。「ワシントンポスト」から始まり、「コナンのテーマ」、「宝島」と続いた大合奏。アンコールの「マンボ」まで、ホール中が大いに盛り上がりました。今日1日、多くの方をお迎えして、盛大に行われた「せいか音楽祭」のフィナーレを飾るにふさわしい素晴らしい演奏となりました。
夏の終わりとはいえ、危険な暑さがまだまだ続く中での開催となった「せいか音楽祭」ですが、ちびっ子からおじいさま・おばあさままで、世代を超えて本当に多くの方々にご来場いただきました。様々なプログラムを通して、からだもこころも満たされたとともに、音楽の持つ力、音楽の楽しさや素晴らしさを実感させられるような素敵な時間を皆さまと共有することができました。お忙しい中、ご来場くださった方々、開催にあたりお力添えをいただいたすべての方々に感謝申し上げます。これからも、本校音楽科への温かなご支援をどうぞよろしくお願いいたします。