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第28回音楽科卒業演奏会・音楽科創設30周年記念式典が行われました。

学校行事2023.12.23

12月23日(土)、YCC県民文化ホール・大ホールで「第28回音楽科卒業演奏会ならびに音楽科創設30周年記念式典」が開催されました。

第1部は「第28回卒業演奏会」、来年の3月に学び舎を卒業する音楽科3年生によるステージ。音楽科で過ごした3年間の集大成として、それぞれが本気で追求してきた“自分の音楽”を披露しました。

1.打楽器独奏-橋本 明香里

2.独唱-小林 花音

3.ピアノ独奏-小池 春光

4.打楽器独奏-黒倉 碧彩

5.独唱-櫻林 佳

6.ピアノ独奏-河野 有沙

7.独唱-河合 にきに

8.打楽器独奏-河合 堅柊

9.メモリアルステージ「響命」

第2部は「音楽科創設30周年記念式典」。
まず挨拶に立った伊藤祐寛校長が平成6年の創設以来、「音楽をがんばりたい!」と志した生徒たちを熱心にご指導くださった講師の先生方や陰日向でサポートくださった保護者の皆さま、270名にのぼる卒業生たちへの感謝を述べました。

続いて来賓を代表して、長きにわたり声楽講師として生徒たちの指導に尽力してくださった神宮寺淑子先生よりご祝辞を賜りました。祝辞の最後に、千利休の教えをまとめた『利休道歌」に収められた“守破離”の語源となった歌「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を紹介し、「守」(守るべき・学ぶべき基本の型を徹底して身につけること)、「破」(自分自身の創意工夫で、自分にあった型を模索すること)、「離」(自分のオリジナルな型を確立すること)は「本」(基本精神のこと)なくしては存在しない、どんな時でも「本(もと)を忘れるな!」というメッセージを生徒たちに送って頂きました。

記念式典の締めくくりとして、こちらも本校で長く合唱指導に携わる髙柳勉先生の指揮、音楽科講師や卒業生で構成されたSEIKA Memorial Ensembleの伴奏のもと、全校生徒並びに本校教職員で校歌『太陽の旅路(作詞:覚和歌子、作曲:近藤幹雄、編曲:真島圭)』を斉唱しました。

その後、記念ステージとして『生命の連環』ライオンキングよりと題し、これまで音楽科を支え導いてくださった多くの方への「感謝」と、音楽のもつ無限大の力を信じる生徒たちの「希望」と、次の10年に向けた大切な一歩として「未来」へ、という想いを込めたオリジナルステージを披露しました。

このステージを作り上げるにあたっては、指揮や歌唱指導、振付、演奏などをお願いした講師の先生方はもとより、素敵な衣装や映像(プロジェクションマッピング)の制作でお力添えをいただいたすべての関係者の皆さまの存在なくしては語れません。

「音楽科創設30年」の轍は、音楽を愛する生徒や卒業生、生徒たちをたくさんの愛で包み込んでくださった講師陣や保護者の皆さまなど、音楽科に関わるすべての人が大切に紡いできた歴史の足跡です。

これからも発展を続ける音楽科への温かなご支援、ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

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