学校行事2022.09.22
生徒の教養を深め、感性を磨くため毎年行っている「教養講座」。今年も9月22日(木)にYCC県民文化ホールで行われました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、手指の消毒や検温、座席も間隔をあけるなど対策を十分行った上での開催となりました。
今年のプログラムは、特選寄席「江戸の風」と題し、伝統芸能である落語などを楽しみました。
まず、寄席で用いられる鳴り物の解説が行われました。三味線の稲葉千秋さんたちにより、出囃子や効果音などに用いられる様子を、ユーモアいっぱいに説明を受けた後、生徒たちも体験しました。
桂空治さんの落語には、生徒たちは夢中になって聞き入っていました。
林家花さんの紙切りの技に、生徒たちからは歓声が上がっていました。
江戸曲独楽の三増れ紋さんは、本校教員とのコミカルな掛け合いとその技に生徒たちも釘付けでした。
そして真打ち、桂文治さんの落語は、目の前で繰り広げられているかのような展開に笑いが絶えませんでした。
普段なかなか触れることのない寄席という文化。しかし、触れてみると、長年愛されてきたことが納得できる魅力にあふれていることを、生徒たちも実感したのではないかと思います。
これからも生徒たちにはたくさんのものに触れ、豊かな感性を育んでほしいと思っています!